台形分割+ラスタライズ
Windowsのメタファイルのような情報をBresenhamなどのアルゴリズムでラスタライズ(塗りつぶし)します。このアルゴリズムは高速直線描画を実現するものですが、左右のエッジの座標を確定させる事でラスタライズに利用されます。DDAアルゴリズムの高速化、誤差評価などの実績あり。DDAの考え方は簡単ですが、浮動少数演算を用いるとスピードがいっきに低下します。また、誤差についても原理的に発生してしまいます。(Bresenhamは浮動少数演算を用いません)
階調処理
印刷で使用される網点を、当社技術では任意の線数、任意の角度で生成して2値化の階調処理を行えます。網点発生アルゴリズムは純粋に数学的なものです。
プリンターを含めた印刷は、通常ですと限られた色(CMYK)の組み合わせで様々な色を表現します。網点は減色処理のひとつの方法です。
下の写真はグレースケールの画像を白黒の2値で表現した例です。
(このシマウマの網点での2値変換そのものはPhotoshopで行っております。階調処理のイメージをわかりやすく表現するためです。)
白、黒しか表せないデバイスでも網点などのディザパターンを使用して階調表現ができるようになります。
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